オーディンスフィア
物語の終焉を迎えたるはサイファーを持つ5人の主人公達。
希望という名のEndingを目の当たりにした今手記を残す。
全部それっぽい書き方でやろうと思ったけどしんどいのでここから普通に書きます。
ストーリーに関しては特に言うことは無い…が一点だけ謎が残ったまま。
結局指環とはなんだったのか?
世界の終焉を導くと言われる災厄の一つ、コルドロン。世界中に存在するフォゾンを吸い上げ、大地を枯らしてしまう恐るべき大釜。
これは指環を持つものの命令だけを聞き、世界の終焉を阻止するためにはこの指環を誰の手に及ばない場所に保管する必要がある。自らの呪いの運命から逃れるため、予言を違えるために奔走するベルベット。
それなのに結局、最後に王が「指環がなくともお前にはだれが主か分かるだろう」なんて言ってコルドロン起動してるじゃないか。
ベルベットのあの苦労はなんだったのか? 最終的には指環によって終焉を迎えた大地に緑が戻ったが、指環がなくても動いてしまうっていうのは無理矢理すぎではと思った。
それが無ければイングヴェイも、ホルン山のミリスとブロムさんもあんなことには!
アクションに関しては難有り。
このゲーム、敵をいくら倒したところでレベルアップにはならない。
ではどうやってレベルを上げるのかと言えば、敵を倒した時に出現するフォゾンを吸収することでサイファー(武器)レベルがあがり、食べ物を食べることでHP(キャラクター)レベルがあがる。
一番初めにプレイすることになるグウェンドリン編では、このことを全く理解しておらず、レベルが上がらなくて死にまくった。
敵を倒したフォゾンは木の実にそのまま吸わせ、回復のためにその木の実を食べるだけ。
これでは武器レベルは上がらず、HPもスズメの涙ほどしか得られない。
正解はフォゾンはサイファーで吸い、フォゾンコールで木の実を育て、その木の実を料理してから食べること。
終盤の2体の中ボスが出てくるステージで1時間以上試行錯誤したのはもうやりたくねえ。
その敵の動きに関しても、ノーモーションで必殺レベルのダメージを与えてくることがあり非常に嫌な配置となっていた。
(自分の育て方が間違っていたのもあるが。)
基本的には近接で殴る位しかダメージを与える手段はないが近づいたらジャンプ攻撃で即死とか、スパアマ持ちの敵が集団で襲いかかってきてダメージを与えようとするともれなく自分が死ぬとか、魔法使いとかHP回復とか投げそうになることもあった。
慣れれば厄介な敵はフォゾンバーストで吹っ飛ばしてどうこうするとか可能であるが、これもジャンルはRPG。レベルを上げなければ話にならない。
レベルを上げて物理で殴る。オーバーロード+アンリミテッドパワー+エレメントを使用すればなおよい。
そんな厄介な敵を一掃する手段としてはナパームがある。
直線状に爆発を起こし、敵に割合ダメージを与えるお手軽アイテム。図体の大きいボスなんかに特に有効とされ、低レベルクリアでは必須のアイテムとなっている。
要はこいつを作りまくってボスで撒けばいいらしいが…これでは何の面白味もない。ので、自分は2,3子携帯して置いて非常用にという形で利用した。
まとめ。
RPGにありがちなおつかいは存在しないものの同じステージを別主人公で何度も攻略することになるので、ドラマパートが良くできてるのが唯一の救いだった。
それと料理のおいしそうなゲーム。
オムレツにサラダに肉料理にクリームシシューにナップルパイにチーズケーキにムースにブランマンジェと大量に一回の食事で食べるこいつらは何者なんだ。
ガンガン食べてモリモリHPが増える。雰囲気は最高。そういうゲームだった。