閃乱カグラ Burst -紅蓮の少女達-
閃乱カグラというゲームには、初回特典としてオリジナルサウンドトラックとドラマCDが封入されている冊子がオマケで付いていました。
個人的に、実はこれが最重要アイテムとなります。
おっぱいゲーと言われるモノからの想像をはるかに超えたBGMに衝撃を受けたのと、カグラのサントラは発売されていないからです。
一応ゲーム内のエクストラコンテンツから自由に曲は聴けるけど、やっぱりCD音質で聞きたい。
今作のおまけは右側の未来ちゃん
ゲームで使われた全31曲をほぼ1ループで57分収録。
おまけというには
あまりにも豪華すぎる特典。よくあるテーマ曲だけをちょこっとCDに入れたものとは大違いですね。
唯一収録されていないと言ったらタイトル画面で流れる曲ぐらいか。
このサントラは2ループ目に入ったところから20秒後辺りでフェードアウトして終わりという収録のされ方となっています。
今回も安易に「2ループ必須」なんてオウム返しのように言う…ことは無く、よく考えてみれば使用されている曲数が多いのでこの収録方法にも納得がいきます。
各キャラごとにテーマ曲を持っていて、使用しているキャラクターのテーマ曲がステージで流れる感じで使用されています。
そのキャラの忍転身前と後で2曲ずつ。主人公側に5人、ライバルはボス扱いで1曲が5人。
それぞれの曲を足すと、キャラの曲だけで15曲もあることになります。
忍転身前の曲がどれもおよそ1分30秒。転身後の曲が2分30秒。
5人分+ライバル分を足すと27.5分。
そこで、もしこれらを2ループ収録しした場合には、転身前が2分30秒、転身後が4分30秒となる。
先程と同様に足すと57.5分にもなります。主要な戦闘曲だけでほぼ1時間。
自力で2ループ編集にした自分が言うんだから間違いない。
さらに雲雀戦、焔戦、先輩戦やイベント用曲も考えたらおそらく全ての曲を入れることができません。
今回に限ってはこの方法での全曲収録でよかったと思います。
ただ、心配なのが次回作の『閃乱カグラ SHINOVI VERSUS -少女達の証明-』のこと。
新キャラが10人も一気に追加され、それに忍転身の前後2曲があれば、それだけで20曲になってしまうのでおまけのサントラに入りきるのかちょっとばかり不安です。
それか転身後しかなかったりするのかもしれません。
一方こちらは、シングルで発売されたテーマソングです。
OPとEDの曲は特典CDには『紅蓮の掟目』以外は収録されていないので、こちらから聞くことができます。
片方は裏面が書き下ろしジャケット
『乱れ咲き』
半蔵組の5人が入れ替わりつつ歌う「少女達の真影」のOP。雲雀の目立ちっぷりに注目。
悪くはないんだけど、個人的にキャラが入れ替わりで歌うのは実はあんまり好きじゃなかったりする。悪くはないんだけどなぁ。
各キャラごとにソロでの曲が収録されてたらもっと良かったのに惜しい。
『真影』
他の曲はキャラクターを演じている声優さんが歌っているのに対し、これだけは全く別の人が歌っています。どうやらこの曲でデビューした人らしい。
OP同様に忍としての生き方をテーマとした内容だがしんみりする曲調。
『紅蓮の掟目』
半蔵とは一変して、主人公となった焔ソロの「紅蓮の少女達」のOP。
焔の最終戦戦闘曲『運命 ~忍びの掟~』が元となっている楽曲や、歌詞に蛇女の各キャラ名が仕込んであったりと細かいところも見どころ。
元曲のイメージにそのまま歌詞が付いたようなアツイ曲。
『陽炎』
かげろうって詠むんですかコレ。
ゲーム中では悪忍と善忍の違いってなんだと悩みつつ戦いぬいた彼女らですが、それを乗り越えたうえでの心情を現した歌のように聞こえました。
ラストのイベント絵にピッタリ。
…おまけのサントラそのものについて書いてたら終わってしまった。
冊子の中身や曲自体についてはまたあとで書きます。